ある日姿を消した、近所に住んでた黒ネコさん

私の家の近所には、とてもキレイな黒ネコさんが住んでいます。
完全に野良ネコなのですが、とても人慣れしていて、公園でゴハンを貰っているのなんて、もう当たり前のように良く見る光景です。
そんな黒ネコさん、ご近所のみなさん好き勝手に名前をつけて呼んでいたのですが、ある日を境にパッタリ見なくなりました。
どこ行ったんだろうね、と話すおばあちゃんたちに、引っ越したのかなぁ〜なんて言う小学生の子供たち。
私もどこに居るのかな、轢かれたりしていないかなと気になっていました。

そんなある日、知り合いのやっている小さな書店を訪ねるために少しだけ離れた街まで行くと、あの黒ネコさんを見かけました。
あれっ?こんなところまで来ていたの?と思い、少しだけ見ていると、「こら〜黒ネコ〜!」と言う声と共に小さな女の子が黒ネコさんを抱き上げて、
「逃げちゃダメだよ、けがが治らなくなるでしょ!おとーさーん!捕まえたよー!」と動物病院へ入って行きました。

後に聞くとその子は動物病院の院長さんの娘さん。黒ネコさんは数週間後、また近所でゴハンを貰っていました。
良かったね、怪我しちゃったのを保護されていたんだね。